HOME知っトク情報耐震診断してみてはいかがですか?

耐震診断してみてはいかがですか?

現在の耐震基準に沿ってお住いの耐震性を診断するのが「耐震診断」です。「耐震診断」を行う事により建物構造の耐震性が分かります。特に昭和56年5月以前の旧耐震基準で建築された木造住宅に関しては耐震診断や耐震改修の補助制度がある場合がありますのでお住いの市町村にお問合せください。

耐震診断

建物の見える部分の状態だけでなく、屋根裏や床下に入り柱・梁・土台の構造部や基礎を確認。

診断結果は(財)日本建築防災協会の耐震プログラムに入力し耐震性を評点で判定します。

shindan_ojisan.jpg

屋根裏診断

shindan01.jpg

床下診断

shindan02.jpg

耐震診断書類

shindan03.jpg

診断結果

1.5以上
倒壊しない
1.0以上~1.5未満
一応倒壊しない
0.7以上~1.0未満
倒壊する可能性がある
0.7未満
倒壊する可能性が高い

評点が1.0未満の場合は耐震補強案をご提案します。

地震で被害のあったお住まいを診断した結果、評点が0.72(倒壊する可能性がある)だったお客様に耐震補強案をご提案し、耐震改修工事(耐震補強)をした事例を紹介します。

被害状況

外壁や玄関、各部屋の壁・天井、収納に被害がありました。

外壁にヒビ割れ

higai01.jpg

タイルのはがれ

higai02.jpg

壁・天井クロスはがれ

higai03.jpg

収納内部はがれ

higai04.jpg

接合金具クギの浮き

higai05.jpg

耐震改修工事(耐震補強)

家の中の全ての部屋や廊下の壁と天井をはがし耐震補強工事を行いました。

hokyou01.jpg

ケミカルアンカーによる基礎と土台の緊結、筋交い補強金具取付

hokyou02.jpg

ホールダウン金物や金具による土台と柱の緊結

hokyou03.jpg

天井をはがし柱と桁、筋交いの金具による補強

hokyou04.jpg

ボルトの締め直しや階段室のクギ増し打ち補強

hokyou05.jpg

全ての壁の石膏ボードをはがし構造用合板に張替えて補強

耐震補強工事をしたら評点が1.5(倒壊しない)になりました。

施工後

after01.jpg
after02.jpg
after04.jpg

傷んだ屋根・外壁・軒天・雨どいは補修後に塗装仕上げ。玄関ホール、廊下、階段室、洗面・脱衣室、キッチン、リビング、1F2Fトイレ、和室、寝室、洋室二間と全ての部屋が新しくなりました。

耐震性を確保しただけでなく、内装も外装も家まるごときれいになり大変お喜びいただきました。